血圧とは血液が動脈を流れる際に血管にかかる圧力のことで、この血圧の値が収縮期血圧/拡張期血圧のどちらか一方、 あるいは両方が高いときに高血圧症と診断します。
高血圧の症状は、頭痛やめまい、肩こりなどもありますが、症状がまったくないことも多いです。
高血圧の状態が続くと、血管に動脈硬化の変化が進行し、脳卒中や心筋梗塞などを引き起こすことがわかっています。
血圧が10mmHg上がると、そのリスクは15%程度高くなるともいわれています。
原因にはいろいろとありますが、遺伝的因子や生活習慣などの環境因子が複合的に関与しており、はっきりとした原因がわからないことが多いです。
治療は食事・運動療法による生活スタイルの更生を行い、効果が不十分であった場合には薬物療法を考えます。