大腸ポリープは、大腸にできる「いぼ」の様な隆起性の病変です。
そのほとんどが腺腫というポリープで良性のものですが、徐々に大きくなると「がん」を合併することがあります。
原因としては喫煙や、飲酒、加工肉や赤身肉などの食生活を含めた生活習慣が関与していると考えられています。
また、加齢も一因となり30代前半から増加傾向にあります。
そのほか、遺伝的要素が関与することもわかっています。
大腸ポリープのほとんどは内視鏡での切除が可能です。
大腸がんは大腸粘膜にできた「がん」で、そのほとんどが良性の腺腫から「がん」に変化してできてきます。
大腸がんであっても早期に発見されれば内視鏡でとることができますが、「がん」が広がると外科手術が必要となったり、化学療法が必要となります。
大腸ポリープおよび大腸がんは大腸カメラを行えば早期発見が可能です。
定期的な大腸カメラを行えば、ほとんどの大腸がんは未然に防げるため、ぜひ、検診についてご相談ください。